私たちの社会は誰かの仕事で成り立っている
2015.8.3
パーマン
8月になりました。
北海道十勝も連日暑く、30℃を超える日もあります。
いかがお過ごしでしょうか。
今日は「社会を支える仕事」をテーマについて記そうと思います。(偉そうなテーマでスミマセン…)
以前、ジョージアの缶コーヒーのCMにも似たようなキャッチコピーが流れていたと思います。
私が紹介したいのは、ジョージアのCMではなく、藤子不二雄作品の「パーマン」です。
パーマンはつらいよ
「パーマン」とは宇宙人からもらったパーマンセット(マスク、マント、バッジ)をつけ、怪力や空を飛ぶ能力などを生かしヒーローになるが、その秘密を家族にも友人にも伝えられず、普段は周囲にバカにされているという少年を藤子不二雄が描く作品です。
連載は1967年から1984年まで週刊少年サンデーや月刊コロコロコミックで断続的に連載されていました。
パーマンwiki
パーマン原作のコミック4巻に「パーマンはつらいよ」という話があります。
主人公の須羽ミツ夫がパーマンになり、連日徹夜で全国の災害や犯罪対策に当たっています。
ある時、ミツ夫が連夜の災害犯罪対策の疲れから学校で居眠りしてしまう。
先生に叱られそのことを友人や母親に怒られ、にっちもさっちもいかなくなります。
パーマンとしては賞賛され感謝もされますが、当の本人のミツ夫には報酬も無ければ感謝の言葉ひとつありません。
ミツ夫は自分にパーマンにした宇宙人にパーマンを辞めると伝えます。
どれだけ働いても報われず、周りに叱られ馬鹿にされ理解されず…。

しかし、ミツ夫はその夜、水害や雪崩が発生し多くの人が苦しんでいると連絡を受けてしまいます。
そんな連絡も無視ししつつも、暖かい布団の中で災害に苦しむ人たちの事を思ってしまうミツ夫。
そして、布団を抜け出し深夜災害救助に向かうのです。
翌日、学校でまた居眠りして先生に叱られ、友人にバカにされるかもしれないのに。
そんなパーマンに感懐してしまいます。

社会を支える大人たち
私たちが住む日本の社会は、世界中を見渡して比較しても、豊かで安全で平和で住みやすい社会です。
私たちの社会にはパーマンはいないにも関わらずです。
なぜなら、パーマンの代わりに多くの大人たちが働いているからです。
大雨が降った時、24時間水害対策のために寝ずに待機している人たちがいます。
各地方の河川を管理する人たち。
そして、その現場で実際に対策にあたる業者の人たち。
大雨の中、みなさんがぐっすり眠っている時に川の水位を観測し、ダムや樋門(水位を管理できる施設)の管理のためにアクセクしている現場の人たち。
私が知っているのは水害対策に関わる方たちですが、他の分野にも人知れず社会を支える方々がいるのでしょう。
犯罪対策にあたる警察官の方々、停電対策にあたる電力会社の方々、道路の管理をする方々、ニュース発進するWEBを管理したり新聞を配達してくれる方々、24時間便利につかえるコンビニや牛丼屋の方々など、私たちが生活する社会を支えてくれている方々です。
彼ら彼女らは仕事としてそれらに従事しているのですが、一市民として感謝の気持ちを忘れずにいたいです。
世界で愛されるパーマン
スペイン語でパーマンのオープニング動画が紹介され84(2015.8.3時)のコメントがスペイン語や英語などで書かれています。
この作品も世界で愛されている作品なのだということが伝わってきます。
最後に「ドラえもん」と「パーマン」がコラボレーションした一コマを紹介します。
大人になったパー子こと星野スミレが、のび太とドラえもんにアルファケンタウルス星域で勉強しているパーマンへの思いを伝えるコマです。

パーマンはこの一コマがあることで報われたと感じたシーンであり、藤子不二雄先生がパーマンという作品につよい思い入れがあったことが伝わるシーンでもあります。
今、この時間も働いている方々に感謝します。
したっけぃ
修正:
・パーマンOP紹介動画はスペイン語ではなくイタリア語でした。お詫びします(。-人-。) ゴメンナサイ
パーマン
8月になりました。
北海道十勝も連日暑く、30℃を超える日もあります。
いかがお過ごしでしょうか。
今日は「社会を支える仕事」をテーマについて記そうと思います。(偉そうなテーマでスミマセン…)
以前、ジョージアの缶コーヒーのCMにも似たようなキャッチコピーが流れていたと思います。
私が紹介したいのは、ジョージアのCMではなく、藤子不二雄作品の「パーマン」です。
パーマンはつらいよ
「パーマン」とは宇宙人からもらったパーマンセット(マスク、マント、バッジ)をつけ、怪力や空を飛ぶ能力などを生かしヒーローになるが、その秘密を家族にも友人にも伝えられず、普段は周囲にバカにされているという少年を藤子不二雄が描く作品です。
連載は1967年から1984年まで週刊少年サンデーや月刊コロコロコミックで断続的に連載されていました。
パーマンwiki
パーマン原作のコミック4巻に「パーマンはつらいよ」という話があります。
主人公の須羽ミツ夫がパーマンになり、連日徹夜で全国の災害や犯罪対策に当たっています。
ある時、ミツ夫が連夜の災害犯罪対策の疲れから学校で居眠りしてしまう。
先生に叱られそのことを友人や母親に怒られ、にっちもさっちもいかなくなります。
パーマンとしては賞賛され感謝もされますが、当の本人のミツ夫には報酬も無ければ感謝の言葉ひとつありません。
ミツ夫は自分にパーマンにした宇宙人にパーマンを辞めると伝えます。
どれだけ働いても報われず、周りに叱られ馬鹿にされ理解されず…。

しかし、ミツ夫はその夜、水害や雪崩が発生し多くの人が苦しんでいると連絡を受けてしまいます。
そんな連絡も無視ししつつも、暖かい布団の中で災害に苦しむ人たちの事を思ってしまうミツ夫。
そして、布団を抜け出し深夜災害救助に向かうのです。
翌日、学校でまた居眠りして先生に叱られ、友人にバカにされるかもしれないのに。
そんなパーマンに感懐してしまいます。

社会を支える大人たち
私たちが住む日本の社会は、世界中を見渡して比較しても、豊かで安全で平和で住みやすい社会です。
私たちの社会にはパーマンはいないにも関わらずです。
なぜなら、パーマンの代わりに多くの大人たちが働いているからです。
大雨が降った時、24時間水害対策のために寝ずに待機している人たちがいます。
各地方の河川を管理する人たち。
そして、その現場で実際に対策にあたる業者の人たち。
大雨の中、みなさんがぐっすり眠っている時に川の水位を観測し、ダムや樋門(水位を管理できる施設)の管理のためにアクセクしている現場の人たち。
私が知っているのは水害対策に関わる方たちですが、他の分野にも人知れず社会を支える方々がいるのでしょう。
犯罪対策にあたる警察官の方々、停電対策にあたる電力会社の方々、道路の管理をする方々、ニュース発進するWEBを管理したり新聞を配達してくれる方々、24時間便利につかえるコンビニや牛丼屋の方々など、私たちが生活する社会を支えてくれている方々です。
彼ら彼女らは仕事としてそれらに従事しているのですが、一市民として感謝の気持ちを忘れずにいたいです。
世界で愛されるパーマン
スペイン語でパーマンのオープニング動画が紹介され84(2015.8.3時)のコメントがスペイン語や英語などで書かれています。
この作品も世界で愛されている作品なのだということが伝わってきます。
最後に「ドラえもん」と「パーマン」がコラボレーションした一コマを紹介します。
大人になったパー子こと星野スミレが、のび太とドラえもんにアルファケンタウルス星域で勉強しているパーマンへの思いを伝えるコマです。

パーマンはこの一コマがあることで報われたと感じたシーンであり、藤子不二雄先生がパーマンという作品につよい思い入れがあったことが伝わるシーンでもあります。
今、この時間も働いている方々に感謝します。
したっけぃ
修正:
・パーマンOP紹介動画はスペイン語ではなくイタリア語でした。お詫びします(。-人-。) ゴメンナサイ
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